努力できる子に育てる有効的な習慣

子育て
happy kid play superhero , boy power concept

『ハッタリ』と聞くとみなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか?
日本人的感覚では、「できない事を大袈裟に言う」という
どこかマイナスなイメージばかりが先行しそうです。
しかし「ハッタリはどんどんかますべき」と言うのは、あのホリエモンこと堀江貴文氏。
先日、彼の著書『ハッタリの流儀』を読み
いかにハッタリをかます事が重要か私も深く共感しました。
そして子を育てる親としても、我が子もハッタリかませる子であって欲しいと思います。
なぜならば、ハッタリこそ努力を促し、本来の力以上のものを発揮させるパワーがあるからです。

ハッタリは自分を追い込む最高のプレッシャー

例えば少し難しい事を「これできる?」と振られた時にあなたはどう答えますか?

A「できるかどうかわからないけれどもやってみます」(やる意志はあります)
B「やります」(やれるかどうかは自分でも不明。でもとりあえずやってみる!)

自信が無いとついAのような回答をしてしまいがち。
でも、それで良いの?って話です。

「やれるかどうかわからない」という言葉で防御しちゃってんじゃないの?
仮にできなくても、そう言っておけば責任も軽くなるんじゃないかって
そんな風に考えちゃってんじゃないの?
それって知らず知らずのうちに守りに入ってるんじゃないの?


やれるかどうかわからない事を「やる」と言い切るのは非常に勇気のいる事です。
でも守りに入った時点で、本来持っている以上の実力はなかなか発揮できません。


一方、できるかどうかもわからないけど「やります」という回答。
これはもう完全に自分を自分で追い込んでます。
「やります」と言った以上、必死こいて成し遂げないといけないわけです。
それはもう、ものすごいプレッシャーを自分から買いに行ったようなもの。
でも、それこそが自分を突き動かすパワーの源になり、自分の成長を促すのです。

ハッタリをかましただけではタダのハッタリ

多くの人にとってハッタリをかます事は勇気がいることです。
だってできるかどうかわからないのだから。
だからハッタリをかましただけで何もしないのなら、結局何もできなくて
「あれはただのハッタリか」なんて言われてしまうかもしれないし
自分自信も「なんであんなハッタリかましちゃったんだろう・・・」と自己嫌悪に陥ってしまう。
でも、「ハッタリをかしたからには!」と全心全力で取り組んだらどうなるでしょう?
なんとしてもやってみせるという強い意志が努力の源となり最終的に成功するかもしれない。
成功しないかもしれない。
それはわかりません。
でも、ハッタリによってものすごいエネルギーが働き
それによって身を結ぶ可能性を確実に上げてくれている。
少なくとも「できないかも」と守りに入るよりは圧倒的パワーが働くわけです。

ハッタリかませる人にしか舞い込んでこないもの

ハッタリをかます事でプラスになることとして対外的な部分で言うと
「そういえばあの人、こんな事言ってたなぁ」と覚えていてもらえること。
これは非常に効果的で、それに関する情報が集まってきやすい。
そして共感してくれる人との出会えるチャンスも増えます。
さらに人が人を呼び・・・とどんどん繋がりが増え・・・自分一人以上のパワーが結集。
なんてことも起こりうるかもしれない。
そういう運の引き寄せは、自らハッタリをかまさないと生まれないかもしれない。
もちろん足を引きずろうとする邪魔者も現れるかもしれません。
でも、そんなのに負けないくらいの力がきっと働くはず。
ハッタリはそういった不思議なパワーさえも引き寄せる何かがある、と私は思っています。

そして何よりも、ハッタリをかました事を成し遂げた時
何にも変えがたい『信用』を手に入れることができる。
信用が次のステップへと進む手形となり、また新しいステージで努力し信用を手に入れる。
そうやってどんどんパワーアップしてけるんです。

ハッタリをかませる子に育てる

ここまで説明してきたように、ハッタリは確実に努力する方へ導く力があります。
そしてメリットが沢山ある事もおわかりいただけたのではないかと思います。

では、もしあなたの子どもが思いもよらないハッタリをかました時、あなたはどうしますか?

まず、一番やってはいけないのは、ただ否定すること。
「できっこない」「無理」など
何も始まっていない段階からハッタリを否定するのはものすごくナンセンス。


大人同士の間の話であれば、そんなの無視しておけば良いだけですが
親子の関係ではそうもいきません。
子どもにとって親は一番身近な大人であって、最大の頼りどころなのですから。
信頼している人からの無気な一言ほど傷付くものはありません。
親が信じて応援する、親こそが最も身近なサポーターでいることで
子どもは頑張るエネルギーを得られるのです。

そしてその結果、今現在はできもしないような事ができる時が来るかもしれない。
実際、今現在のようなテクノロジー化した便利な世の中を20年前に想像できましたか?
どこかで誰かが皆からハッタリと思われる夢を実現すべく動いた。
その結果が”今”なのではないでしょうか。
どこかの誰かのハッタリがどんどん新しい未来を築いていく。
そう言っても過言ではないと思います。

これからの未来、私たちの身近な人がリードしていく世界かもしれない。
そんな期待を大人も一緒に抱くべきです。

そしてしっかり寄り添い、一緒に実現に向けて行動する。
それこそが子どもが進んで努力をし、成長していく近道
なのではないかと思います。

その時にとても重要なのは”ハッタリをかませてあげられる環境”作り。
どんな事でもドンと来い!といつでも両手を広げて受け止める準備をしておくこと。
そしてどんな結果であろうと、そこまで歩んだ道のりを褒め称えること。
ハッタリに挑戦する楽しさに気付かせ、それを一緒に楽しむこと。
これを繰り返す事で、努力することの楽しさを体感でき生きる力に繋がるではないでしょうか。

大人もどんどんハッタリをかまそう!

かくいう私たちも、子ども達に期待するだけではなく
まだまだ失敗を恐れず、ハッタリをかましながら生きていくべきだと私は思います。
ハッタリをかまし、努力する。
その過程や結果はどうなのか、チェックをしてまた進み出す。
その繰り返しです。
そんな姿を見せる事で、子ども達もよりハッタリをかまりやすくなるはずなのでは。

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