3歳から家庭で始める性教育

子育て

日本の性教育のあり方について問題視されている今日。
性教育というと大人も一歩引いてしまいがちな領域ではないでしょうか。
性について学ぶことはとても重要なことであるはずなのに、どこかタブーとされる風潮が未だにあるように思えます。
一方で性犯罪は後を絶たず、最近はベビーシッターが勤務時間内に犯行に及ぶというショッキングなニュースもありました。
自分自身を守る事は当たり前ですが、子を持つ親として子どもを守るために教えていかなければならない事があるはずです。

我が家では下記3点をメインの軸として3歳の娘に性教育を始めました。

体の仕組みを教えよう

まずは体そのものがどういう作りになっているのかを教えました。
使用したのはこちらのパズル。

①洋服を着た状態
②裸の状態
③筋肉
④循環器&内臓系
⑤骨格
の5層に分かれたパズルです。


体の中はどんな風になっていて、どんな役割があるのかを学びながら組み立てていきます。

プライベートゾーンを教えよう

人体の構造がわかったところで、服を着ると隠れる部分がどこか話し合います。
何で服を着るんだろう?
服を着ると隠れるのはどこ?

など、質問を投げかけながら一緒に考えます。
そして服で隠れている部分はとてもプライベートな部分である事もしっかり伝え
そこを勝手に触ってはいけない事も教えます。
最近お医者さんごっこや歯医者さんごっこが大好きな我が家の娘は、私や夫を実験台に体の様々な部分を観察したくて仕方がない様子。
人体に興味があるのはとても良いことですが
でもそれはお友達には決してやってはいけないこと
もし誰かからされたらしっかり「やめて」という事も繰り返し伝えています。

他人を尊重することを教えよう

プライベートゾーンを触らないことはもちろんですが、
友達の身体的な違いや服装、習慣、好みを尊重することも理解すべき点です。
特に私達が住んでいるアメリカは様々な人種の人達がいますし
ジェンダーについても理解が必要です。
色んな人がいて、みんなそれぞれであることを尊重することも忘れてはなりません。
そして娘自身も1人の人間として尊重されるべき事を理解していなくてはいけません。
もっとも、日本で生まれ育った私なんかよりも
多様性のあるこちらのPreschoolで日々過ごしている娘の方がこの点に関しては自然と受け入れているような気もしますが。


子どもが成長するに連れて家庭でもきちんと教えなくてはいけない性のはなし。
お宅でもまずは簡単な性教育から始めてみませんか?

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