出生直後の赤ちゃんが受ける検査や処置

妊娠&出産

無事出産を終えた後はもう身体がボロボロで自分の事さえままならないのが現実。
その傍らで生まれたての赤ちゃんはどんなチェックや処置をされているの?
我が子のことなので、当然気になりますよね。
今回のアメリカでの出産は、とにかく生まれてからずーっと側にいたので、どんなことをどのようにやっているのか全部見ることができました。

分娩直後にLDR室で行われたこと

身長・体重・頭囲測定

これらは生まれて本当にすぐ、私の処置が行われている最中にやるものだと思っていましたが、私の場合はかなり長いことカンガルーケアをやって、私と赤子の存在をナースに忘れられてるんじゃないか?と思う程時間が経ってから行われました。

フットプリント

病院が用意してくれている用紙に押されました。
私は記念に絶対欲しいと思っていたので、念のため妊婦検診時にドクターに「フットプリントは取ってもらえるんですよね?」と確認していました。
自分で準備したものに押して欲しければそれもできるようです。
(病院の対応によると思うので要確認)
驚いたのは、私と夫の拇印も取られたこと。
「取られた」なんて言い方をするとちょっとアレですが、『この2人の子』という証かなと。
こちらは病院が記念としてくれるという位置づけだったので(用紙にそのように記載あり)
出産する病院によるかと。

チェックされなかったこと

私は第一子を台湾で出産していますが、その時、生まれて間もなくのタイミングで赤ちゃんの手足の指の本数と蒙古斑の確認がナース主導で私や夫と一緒に確認するように行われました。
もし外見的な問題があったとしても病院側の責任ではないという意味合いも含まれているかも?
今回はそういったチェックは全くされませんでした。

部屋を移動してから行われたこと

小児科医による身体チェック

これは正直驚きました。
私の記憶が飛んでるのでは?と自分を疑いそうにもなりますが、なんと生まれた後の小児科医によるチェックが翌日でした。
そもそも生まれたのが夕方だったからなだけど・・・。
何かあって発見が遅くなったらどうするんだろう・・・。
パッと見何も問題なさそうだからという判断があってなのか・・・いや、それにしても、ねぇ・・・。

ちなみに小児科医は出産前にあらかじめ決めておく必要があります。
入院時に確認されます。
赤ちゃんが生まれると病院側が連絡をしてくれるようで(多分・・・)連絡を受けた小児科医が出産した病院へ来て診察するという形。
私達は病院のすぐ近くにある小児科クリニックのドクターにしていたので病院との連携もスムーズでした。
しかし生まれたのが金曜の夕方。
担当ドクターは土曜は休みで同じグループの違うドクターが代わりに来てくれました。
私はてっきり生まれた直後に出産した病院にいるドクターがまず最低限のチェックをしてくれて、その後クリニックのドクターが来たら細かくチェックなのかと思いきや、そんなのなかったのでドクターが来るまで赤ちゃんに何か問題でもあったら・・・と不安でした。
何も異常がなかったから良かったけど。
やっぱり私が気付かぬうちに最低限のチェックはされてたのかなぁ・・・いやされてないなぁ。

洗体

生まれた直後はタオルでわしゃわしゃっと拭いておしまい。
きれいに洗われたのは翌日でした。
ベビーバスで沐浴かと思いきや、タオルと防水シートを敷いた台の上で水を含ませたウェットティッシュから水を垂らされながら洗うスタイル。
ベビーシャンプーは病院側で用意されていたもので、めちゃくちゃメジャーなJohnson & Johnsonのものでした。

聴力検査

こんな感じで検査。脳波か何かで計測してるのかな?

ちなみに私は見ていないのですが、上の子を出産した台湾の病院ではこういった機械を使った検査ではなく、金属音を鳴らして反応するかというものだったそう(夫談)
生まれたての子がそんなのに反応できるの?と思ってしまいますが・・・。

血液検査(黄疸チェック含む)

大人のように血管に針を刺して採血するわけにはいかないので、かかとに針を刺し、その傷口から血液を何度も何度もぎゅーっと絞り出し試験管にちょっとずつ溜めていくやり方でした。
もちろんギャン泣きで見ているこちらが辛かったです・・・。

ちなみに黄疸検査は英語でJaundice testといいます。
うちの子は最初の採血で基準値をクリアしていたものの、念の為ともう一度このやり方で採血されて胸が痛みました・・・。

心機能検査

これは記憶があやふやなのですが、ナースが聴診器で一定時間心音を確認したようなものだった気がします。

その他の処置

男の子の場合、希望があれば割礼

我が家は生まれる前に小児科医と事前にオンライン面談をしていたので、その際に割礼の希望を聞かれました。
割礼は主に宗教や民族的価値観で行われる他、衛生上の理由で希望する親もいるそうです。
小児科医からメリット、デメリット、どのくらいの割合の人が希望するのかなども説明がありました。
一般病室へ移った後、小児科医が来る前にもナース経由で希望の有無を再度確認されましたが
我が家は元々やるつもりがなかったので特に何もなくスルーしています。


上記はあくまでも我が家の場合の一例です。
病院の設備によっても異なるでしょうし、赤ちゃんによって必要な検査や処置がある場合は施される場合もあると思います。
不明な点や不安な事は遠慮なくナースやドクターにたずねましょう。

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