【出生届】届出用紙の印刷方法(自分でデータ出力編)

アメリカ生活

出生届を提出するには、当たり前ですが出生届の用紙が必要です。
日本では役所に行けばもらえますが、海外で入手するには大きく分けて2パターンあります。

1)管轄の領事館からもらう

2)用紙データをダウンロードして自分でプリントアウトする

※領事館によってダウンロード&プリントアウトのものを受付けるところと、領事館にある用紙じゃないとダメな場合とあるようので、とにかく自分の住んでいる地域を管轄する領事館のサイトをチェックしましょう!

ここでは自分でプリントアウトした用紙を準備する際の注意事項をお伝えします。
領事館へ請求し用紙をもらった話はコチラ
【出生届】届出用紙の入手の仕方(領事館へ請求編)


先にお伝えしておきましょう。
ぶっちゃけ領事館から用紙をもらった方が絶対良いです。
私は領事館への請求が面倒だなと思って自分で用意しようとしたら更に面倒なことになったのでオススメしません。産後の寝不足&やること沢山で忙しい時期に私のような失敗をしないためにも、是非出産前に領事館から用紙をもらってください。
それでも自分で・・・という方は、私と同じ失敗をしないためにも以下の事に注意して準備を進めてください。

Ouchi
Ouchi

いや、本当に領事館からもらった方がいいよ・・・。

そもそもA3出力のハードルが高い!

結論から言うと、この一言に尽きます。

「コンビニ行けばいいじゃん」
「家族は働くオフィスで出力すればいいじゃん」
とお思いの方。

そもそも基本的にアメリカには日本のようなコンビニがありません。セブンイレブンはあるけどコピー機なんぞ置いてません。更に生活の中でA3用紙が出回っていません。A3どころじゃなく、A4ですら出回っていません。つまり日常で使われている紙のサイズが基本的に違うんです。

コピー用紙のサイズが違う

恥ずかしながら私はアメリカで日常的に使われているコピー用紙のサイズが日本と異なるらしいことを知りませんでした。詳しくはこちらのサイトでとてもわかりやすく紹介されています。
https://yoshikoike.com/letter-a4-size/

A4サイズと似たようなのがLetter size、
その倍、つまりA3サイズと似たようなのが11×17です。
ややこしいのが、これらがほんと似たような大きさなんですよね・・・。

Ouchi
Ouchi

いやマジで本当に大体一緒ってのがややこしい・・・。

大体同じなら11×17がA3ってことでいいじゃんね?

はい、我が家でもそう思ってました。
しかし日本はそんなに多めに見てくれません。
A3じゃないとダメです。
11×17、ダメ、絶対。

我が家の失敗談

うちにはプリンターが無いので、ダウンロードしたデータを夫に託し外でプリントアウトしてきてもらうようお願いしました。
彼はまず家の近くにあるUPSストア(印刷、荷物の発送などできるFedexみたいなお店)で出力を試みたようですが、A3用紙はなく断念。
次に向かった先はFedex。ここでもA3用紙がなく断念。
最後にOffice DEPOTへ。ここで出生届とその他添付すべき書類全てを2枚ずつ出力してきてくれました。出生届は他の用紙の2倍の大きさだしOK!

この思い込みが全ての始まり・・・。

ミス無くやっと書き終えて一緒に送るパスポートやグリーンカードのコピーをまとめている時に事件は起きました。

あれ・・・紙のサイズが2種類ある・・・。
嫌な予感しかしない・・・。

かつて住んでいた台湾でVISA申請のためパスポートのコピーを多めにとっていたので、それを使おうとしていたのですが、そっちはA3。
でも今回夫に出力してきてもらった用紙が全てサイズが違う!!!縦が短い!!!出生届ももれなく・・・。
確認した時、2倍のサイズで安心していたけど、そもそも基準にしていた用紙がA4ではなくLetter sizeだったのです。。。

この時、私はアメリカのコピー紙サイズが異なることを初めて知りました。
夫は知っていながら「大体一緒だから大丈夫でしょ」という確信犯でした。

ブラックOuchi
ブラックOuchi

最悪だな、おい。

これで一度提出してみようか・・・という気持ちにもなりましたが、いや待てよ、一度送付してNGだったら送料と時間の無駄でしかない!ということで、領事館へ問い合わせてみました。

Ouchi
Ouchi

出生届の用紙は11×17でも受付てもらえますか?

領事館職員
領事館職員

その質問はよくされるのですが届出はA3なんですよね・・・。
印刷が難しければ郵送しますので請求してください。

チーン・・・

というわけで、郵送請求することに。
だったら最初からそうすればよかった・・・。

郵送請求したのに届かぬ用紙一式

これはちょっと運が悪かったとも言えますが、領事館から送ってもらった用紙一式が待てど暮らせど届かない・・・。領事館にも確認の電話を入れてみたけど既に発送してくれたとのこと。これは郵便物を損失されたか・・・。
もう一度請求するにしてもまた時間がかかるし、生まれた日から3ヶ月以内に提出しないと日本国籍を取得できなくなってしまう・・・時間はあるようであまり無い・・・。
それじゃぁここは一念発起でA3出力に再トライ!となったのであります。
ちなみにこの書類一式は別のお宅に誤配達されており、更にそのお宅の方はしばらく留守にしていたようでその方が我が家に届けてくれた時には既に手続きが全て終えてました(涙)
郵便物が届かないというのは結構起こりうる話なので、そういった場合も想定した上で早めに請求した方がいいです、マジで。

A3サイズをアメリカで出力する

いよいよ本題。
では、A3でプリントアウトする方法はないのかというと、全く無いこともありません。
自宅にプリンターがあれば良いですが、無い場合は外で印刷することになります。
前述したように、UPSやFedex、Office DEPOTのコピー機にはA3用紙はセットされていないので、いずれにせよ自力でA3の用紙を手にいれなければなりません。
ですがA3用紙はその辺のお店では売ってません。

そんな時やっぱり頼りになるのはamazonさま~!

Ouchi
Ouchi

ご、ごひゃくまいいり・・・。
た、たかい・・・。

たった2枚のために・・・と思ってしまいますよね。
だから圧倒的に領事館に請求した方が良いです。

紙さえあればどこでも印刷できるわけではなかった

A3用紙を手に入れて「いざ!」と夫が向かったのはOffice DEPOT。
ところが「コピー機の設定がうんたらかんたらで紙を持ち込んでもA3は出力できない」と断られたそうです。
そして次に向かったのがFedex。
ここでは店員さんがダルそうにしながらも対応してもらえたようで、無事出力できました!
(ここまで長かった・・・)

と言うわけで、マジで、本当に、用紙は領事館からもらった方が良いですよ。
ちなみに領事館から送られてきた用紙は学校のプリントなどで使われるような藁半紙みたいな素材でした。
ここで紹介しています→【出生届】届出用紙の入手の仕方(領事館へ請求編)

ちなみに我が家はA3用紙500枚なんてマジ要らないので
少し割高ではありますが入っている枚数が少ないTomoeRiverの紙を購入しました。
私は知らなかったんですがどうやら『ほぼ日手帳』で使われている上質な紙だそうです。
実際これで出生届を提出しましたが、非常に書きやすく質感も本物の届出用紙さながらの薄さで、提出間際にドタバタしたけれども生まれた我が子の一生に一度の出生届を最高の形で提出できたと自負しております!!!

ブラックOuchi
ブラックOuchi

そう思い込んで納得しようとしてるだけだろ

なお、こちらの記事を読んでくださっている方はご存知かとは思いますが
日本領事館へはアメリカのBirth Certificateも一緒に提出が必要です。
発行までにどのくらい時間がかかったかこちらの記事でタイムラインに沿ってご紹介しています。
こちらも是非読んでみてください!

Birth Certificate取得までどのくらい時間がかかる?流れをタイムラインにまとめてみた

コメント

  1. […] きれず、結局自分達でプリントアウトしたもので出生届を提出したので、そちらについてはコチラ。海外で出生した場合は生まれた日から3ヶ月以内に届出ないといけません。時間がある […]

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